エレクトーン講師の武井悟です。
詳細解説「ボイスエディット」2回目の今回は、いよいよ「レイヤー」ページの説明にはいります。
まずは前回やった内容で、ボイスエディット画面を呼び出してみましょう。
今回は例として「チェンバーストリングス3」の音色の編集画面を呼び出しました。
そして、画面右上「レイヤー」のボタンをタッチしてください。このような画面が表示されます。
左側のボタン群は「AWM」ページと同様で、各エレメントのオンオフを切り替えます。
「レイヤー」ページはさらに3つの画面に分かれており、画像青枠の矢印で移動します。
各パラメーターについて
ボイスエディットは各エレメントごとに以下のパラメーターを調整することで音を加工します。
画面上方の1~8のタブがそれぞれAWM1~8に対応しており、各エレメントの編集を行うことができます。
各項目の活用について1つずつ書くととても長くなってしまうので、この記事では簡単な説明にとどめ、具体的な活用については各項目のリンク先の記事で解説することにしました。
執筆次第ここに追加していく予定です。
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①レベル
音量です。最大127まで上がりますが、耳に悪影響のあるレベルのとても大きな音になるので注意してください。±10程度でもかなり聴覚上の音量が変化します。基本的にいじらずに、他のエレメントとの兼ね合いで上下させる使い方がベターです。
②ノートリミット
発音する音域を制限します。ボイスエディットの超重要機能の1つです。
③パン
上鍵盤1などで設定できるものと同じく左右の音の位置を設定できます。各ボイスが左右3段階ずつなのに対し、こちらはなんと63段階でより細かく位置の調整が可能になっています。
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