【エレクトーン】タッチの値、設定の目安

エレクトーン

こんにちは。オンラインエレクトーン講師の武井悟です。

この記事ではイニシャルタッチとアフタータッチについて、私がレジストデータを作るとき値を設定するときのだいたいの基準を掲載しています。

イニシャルタッチ・アフタータッチの説明はこちら

タッチの「繊細さ」をきめる数値

タッチの設定値はどのくらいの感度でタッチが変化するかという繊細さの設定で、ゼロだと音量がゼロというわけではありません。

イニシャル、アフターのどちらも、値が0のときは基本的に中くらいの弾き方で、数値を大きくすると上下に表現の幅が広がっていきます。

大雑把な目安は
初心者:4
中級者:8
上級者:12

です。

自分でレジストを作るときは最初にこれらの数値を目安に設定してみて、もう少し気持ちよく抑揚をつけたいなぁという気持ちになったら上げてみる、というように調整していくのがいいと思います。

以下、イニシャル、アフターのそれぞれについてもう少し細かい数値について感じていることをメモしておきます。

イニシャルタッチ

0:一切表現をつけたくないとき。ベタ打ちのシンセっぽい表現。出音はやや弱めで弾いたときと同じで音で、生楽器の音は非常にださいのでこの設定は極力使わない。

2:キモチ表現があったらいいな?くらいのとき。中途半端なのであまり使わない。

4:やや表現に幅が出る値。グレード7級くらいまで音作りはこのくらいの値を使うことが多い。

6:4より幅広く、8ほど広くない。音量変化の少ない曲はこのくらいがよいと思われる。

8:デフォルトの値。楽器として標準的な強弱のつき方だと感じる。積極的にタッチのコントロールをしたい人はこの値でいいと思う。

12:特に弱く弾いたときの変化が大きい印象。ソロ楽器の見せ場とかピアノオンリーのときに使うことがある。

14:ほぼ使わない。

アフタータッチ

だいたいイニシャルタッチの設定と同じ感じです。
アフタータッチが影響するのは離鍵するまで音が伸びる楽器のみで、減衰する楽器にはアフタータッチは関係しません

0:イニシャルに同じ。ただそういう曲も多いので問題ないときも多い。

2:あるとキモチが乗せやすいので初心者向けのレジストでもこのくらいはあるといい。

4:ややコントロールが効く状態。アフタータッチに慣れていない場合はこの値がベスト。

6:中途半端な値であまり使わない。

8:デフォルト。これで上手に演奏できることを目指したい。クラシック以外はこれ以上はあまり上げなくていい。

12:かなり幅広く効く。繊細な表現が求められるときや派手なクレッシェンドが必要なときはこのくらい。

14:コントロールしずらいので派手な変化がほしいとき以外ほぼ使わない。

以上、タッチの数値設定についての簡単なまとめでした。この基準をもとに、演奏がより魅力的になるような設定をさがしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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